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第68章 強い日差しの中で

「え？痛いっ！なに？」


広美は痛みの先に目をやる。
そこには自分の胸に突き刺さったナイフがあった。


「ゲフッ、ゴホッ、ゴホッ」

おそらく心臓に到達したと思われるほど、そのナイフは深く突き刺さっている。
ナイフにより穴が空いた心臓から血液が大量に体内に勢いよく溢れだす。
広美は既に言葉を発する事は出来ない。

太田はイチモツを抜くことなく、死に行く広美を満足そうに見つめている。


「ブッ、ゲフッ、な、んで、ガハ」


広美はそれを最後にうめき声も上げなくなり、そして失神し、死んでいった。


太田は広美が完全に動かなくなるまでまち、自分の首を切り裂き自殺した。

太田は猛烈な痛みの中、広美の膣からイチモツを抜くことなく、最後は広美に覆い被さり、キスをするように死んでいった。


それは強い日差しの中での悲しい出来事だった。



Fin