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美女の身影
第9章 儚夜
秋本悟史は手慣れた手つきでディナー用の食材の仕込みを行っていた。

トントントントン

リズミカルに野菜をカットする音が聞こえてくる。

今日は平日で予約も入っていないため従業員の数は最小限に抑えられていた。

店長は休みで、厨房の勤務は悟史だけだった。

ホールでは田中真理が1人開店準備で慌ただしく動き回っている。

店内清掃とテーブルごとの食器の準備、ドリンクの準備を1人でやるのはかなり忙しそうだった。

悟史が一通りの準備を終えるころには、開店10分前になっていた。
悟史が仕込みで使ったキッチン道具を片付けていると
従業員用の裏口が開いた。

颯爽と現れたのは長坂佑奈だった。

佑奈「おはようございます」

悟史「あっ、おはよう」

彼女は少しはにかむような笑顔を悟史に向けると、足を止めずに更衣室の方へ歩いていった。

何度見ても見惚れてしまうような美しさだった。

彼女は今日も相変わらず透明感のある品のいい出で立ちだった。

この間、将起と二人で佑奈を脱がせてセックスしたことが今では信じられないくらい実感がなかった。

今夜のシフトは悟史、真里、佑奈の3人だった。

真里が先に退勤になり、悟史と佑奈で閉店作業をする予定だ。

悟史は佑奈と二人きりになれることに少し心が踊ってしまっていた。
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