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第10章 ほつれ

ツー

くちッ

ユウナ「はッ・・・はぁ・・・ぁ・・・っ！」

ツー ちゅくッ

ユウナ「・・・んッ・・ン・・・ッ！」


仰向けでベッドの上で寝かされている美女。

彼女の下着の中でマッサージ師の岸田の手がモゾモゾと蠢いていた。

ユウナ「ぁ・・・っ」

ぬるぬるとした美女の体液で濡れたそこをなぞる生々しい音が部屋の中で響いていた。

彼女は溝をなぞられながら腰を左右に動かして明らかに感じているようだ。

岸田がなぞりはじめてすぐに彼女は甘い吐息を漏らし始めた。

岸田は美女の割れ目の溝に中指を沿わせて何度も何度も繰り返し上下に指を滑らせた。

ユウナ「は・・・ぁ・・・ッ・・・っ！」

ベッドの上の美女はだんだんスリムな両脚を開きはじめているではないか。まるで岸田の指をより刺激的な所にあてて欲しいかのようだった。

くちゅ・・・ちゅ・・

モデルのように美しい美女を焦らしているようで岸田にとってかなり興奮できるシチュエーションだった。

ユウナ「はぁ・・・ッ」

割れ目の表面だけをなぞっているだけでも、ゾクゾクするような刺激を岸田は感じていた。

ユウナ「ん・・ッ！」

岸田は指を彼女の身体に捩じ込んでしまいたいのを我慢して、焦らせることに集中する。

美女の淫らな液体が割れ目から次々と湧き出てくる。

ユウナ「はぁッ・・・！はぁッ・・・！」

普通の男だったらずいぶん前に彼女の下着を剥ぎ取って、身体の上に覆い被さっているだろう。

岸田はマッサージの業務の延長上での行為のため、踏みとどまる事ができていた。

こんなに美しい女が目の前でみるみる発情していく姿に岸田は目が離せなかった。


快感の渦中にある美女が自らの胸を覆っているタオルをぐっと掴む。
必死に堪えようとしているようだった。

だが掴んだ弾みでタオルがずれて、彼女の乳房が片方露になってしまった。
乳首まで丸見えだ。

岸田は思わず胸を凝視してしまった。
色素が薄く、あまりの綺麗さに作り物かと思ってしまうほどであった。
爽やかな顔に似合わず桜色の乳首がイヤらしくそそり立っていた。
どうやら彼女は股間に神経が集中していて、乳房が丸見えになっているのに気づいてないようだった。

ユウナ「・・・はッ・・・ぁ・・ん・・・・！」

目の前で揺れる美女の乳房。
岸田にとってご褒美以外の何物でもなかった。