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美女の身影
第13章 狙い目
大翔「あとさ、コスプレの衣装オーダーできるみたいだぜ?佑奈ちゃん着てくれるかな?」

大翔がニヤニヤしながら、衣装の冊子を開く。

光樹「いやあ、どうかなぁ・・・」

正直佑奈がすんなりとコスプレをしてくれるイメージがつかなかった。

大翔「まあまあ、ダメ元で頼んでみようぜ笑」

大翔「光樹はどれがいい?」

大翔が差し出したコスプレ冊子を開く。
メイドや、OL、看護士など様々なバリエーションがあった。
佑奈がこんな格好になったらと様々な妄想が沸き起こってくる。

光樹「・・・俺はこれかな」

光樹が指差したのはブレザータイプの学生服だった。

数ヶ月前まで着ていたであろう学生服姿の佑奈を見てみたかった。

大翔「うわ光樹・・・制服好きなんか・・・」

光樹は好みがバレたようで急に恥ずかしくなった。

光樹「じゃ、じゃあ大翔はどれなんだよ」

大翔「俺か、俺はな・・・」

大翔がページをめくり開いたのはバニーガールのコスチュームのページだった。

頭につけたウサ耳に、首の蝶ネクタイ、胸元が大きくあいたタイトな黒い衣装。鋭いV字型の股間部分。網のタイツまでついているようだ。

誰が見ても破廉恥でとても佑奈が着てくれるとは思えなかった。

光樹「さすがに着てくれないだろ・・・」

大翔「わかんねーじゃん、じゃあどっちにするか佑奈ちゃんに選んでもうおう」

そもそも着てくれるかもわからないのに二人は盛り上がっていた。

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