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美女の身影
第14章 疼き
「は・・・」

「・・・・ん・・・・・」

くちッ・・・

ここのところ毎日だ。

くちゅ・・・

「ぁ・・・・・っ」

身体の奥が疼く。

毎日夜一人の時間になると、こうして佑奈は自分の身体を慰めた。

下着の中はもはやトロトロに蕩けてしまっている。

まるでこの時を待ち侘びていたかのように、ねっとりした液体が股の間から滲み出してくる。

「はあ・・・・・っ」

男達に弄られた感触が鮮明に喚び起こされる。

身体の芯が熱い。
佑奈は大胆に自らの股間を愛撫した。

くちゅ・・・ッちゅ

「はぁ・・・・っ・・・・ぁッ」

まるで何者かに身体を支配されてしまったかのようだ。
その何者かが満足するまで自分では止められない。

くちッ・・・くちッ・・・くちッ・・・・

「はあぁ・・・・ンっん・・・・ッ!」

佑奈は身体を仰け反らせると自らの指を割れ目に強い力で食い込ませた。

ビクッ

ついにベッドの上で佑奈は一人で果てた。

佑奈「はあッ・・・・・はぁ・・・・ぁ・・・・はっ」

我に返ると夜な夜なこんな事をしている自分が嫌になる。

一回でもイケれば身体の奥の疼きは表面的には解消されるが、奥深いところではまだずっしりと重くくすぶっていた。
満たされない感覚があるのが、恐ろしかった。
それが日に日に大きくなっていくようで、このままだといつか爆発してしまいそうで怖かった。

ピコン

ふとスマートホンが鳴る。
誰からかメッセージが届いたようだ。

それは佐竹翔太からだった。

最近佐竹翔太から頻繁にメッセージが届くが、明らかにあっちの誘いのためやんわりと断っていたのだ。

『佑奈ちゃん、最近どう?今度また遊ぼうよ』

ズキン・・・

このタイミングで身体の奥底が疼く。
まるで誘いに乗れと身体が言っているようだ。

(会うのは絶対だめ・・・・)
頭ではそう思いつつも佑奈はメッセージをつらつらと入力し始めていた。

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