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第15章 裏切り

身体の芯が熱い。


誠に割れ目を上から下に何度もなぞられて、佑奈のカラダは完全に出来上がってしまっていた。


ようやく誠の指の動きが止まり、下着の中から手が引き抜かれる。


佑奈「はぁ・・・っ・・・・・はあ・・・・っ」


焦点が定まらず天井のダウンライトがぼやけて見える。


股間をまさぐられている最中に何度か指に角度をつけてきわどい部分を触られて、その度に佑奈は身構えた。
だが最後まで誠の指先が体内に侵入してくる事はなかった。


誠が狙ってそうしていたのかはわからないが、結果として佑奈のカラダはかなり焦らされてしまっていた。


誠「佑奈ちゃん、スゴイことになってる・・・！」


誠は佑奈の下着の中から出した指先をまじまじと見つめていた。
透明な粘性のある液体が中指にたっぷりと付着している。誠はその感触を確かめるように中指と人差し指を擦り合わせた。


佑奈は誠のズボンの股間部分を見る。
そこはあきらかに盛り上がっていた。


誠の男性の象徴を想像し佑奈は唾液を飲み込んだ。


佑奈は片腕で乳房を抑えながら起き上がり、誠に近づくとゆっくりと誠の股間に手を伸ばした。


佑奈「・・・かたくなってる・・・」


自分から誠の股間を触った事に自分自身驚く。
恥ずかしさで誠の顔は見えなかった。


そして誠のモノの形を確かめるようにゆっくりとズボンの上から誠の股間をさする。


誠「それヤバイかも・・・」


誠の声が少し甘えているように聞こえた。


もっと触って欲しいのだと解釈した。
大半の男は女子からここを触られると歓ぶ事は承知している。


そして誠は自分からベルトを緩めてズボンを脱ぎ始めた。
カチャカチャとベルトの音を立てながらズボンを脱ぎ捨てていく。


程なくして誠はボクサーパンツだけになった。
股間部分が内側から突き上げられて誇張している。


ボクサーパンツの上からでも平均的なものより大きいことは一目で分かった。


佑奈は少し伏し目がちになり誠の股間に手を伸ばした。
指先が触れると、今度ははっきりと誠の男性器の硬さを感じることができた。