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第18章 流出

中里「はぁ・・・・・！はぁ・・・・・・ッ！やった・・・・ぞ・・・・！」

中里はベランダから戻ると鼻息荒くスマホをパソコンに繋いだ。ベランダの仕切り板の下から撮影した動画をパソコンに転送した。

震える手でイヤホンをつけてパソコンの大きな画面で再生ボタンを押した。


最初は中里がゆっくりとベランダに移動する動画だ、音を立てないように慎重に移動する。

『くちゅ・・・ッくちゅッくちゅ』

ベランダに脚を踏み入れるとイヤホンから例の淫らな水音が聞こえてくる。

中里は仕切り板を映したあと排水溝にカメラを向ける。
さっきよりも液体が下流に流れていた。量も明らかに増している。

そして

ついに仕切り板の下に画面が向けられる。

パソコンの画面に映し出された映像に中里は衝撃を受ける。あまりにも刺激的で中里は過呼吸になってしまいそうだった。

あの女子大生の美しい顔が映し出されている。

声を漏らさないように必死で手で口を抑えているので顔の全ては伺い知る事はできない。
これなら問題無いのではないかと中里は思った。

ヒートアップしている掲示板にこれをアップした時にどんな事になるのか、想像もできなかった。

だが隣人の女子大生のこんなすごい動画を撮ってしまって一人で抱え込むのは不可能だった。

最悪すぐ消せばいい、中里はそう自分に言い聞かせるとアップロードボタンを押す。

ネット上にあの女子大生の物凄い姿が晒された。