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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第10章 チャプター10
 やや、しばらくして、郁美(いくみ)は瞬きをした。両腕を地面に着いて、上体を起こした。一瞬、自分がどこにいるのか、何をしていたのか、わからなかった。が、すぐに草の褥(しとね)で男に犯されていたことを、思い出した。
 草の上で横座りになり、周りを見渡した。夢でも見ていたような気分だったが、そうではないことは、膣を充たしている精液が、何よりの証拠となっていた。
 二、三分くらいの間、郁美は裸のまま、横座りでいたが、先刻まで郁美を犯していた男は、遂に戻って来なかった。どうやら、郁美に中出ししただけで、この場から立ち去ったらしい。抜かずの連戦で体力を奪われることを恐れていた郁美は、男が姿を消したことに、心底ほっとした。
 ……が、同時に郁美の躰はまだ、満足をしていないように感じられた。乳首や剥き出しになった陰核はまだ、硬くしこっていた。それに触れたら、躰の欲求に負けて、この場で自慰をはじめてしまうにではないかーーそんなことはないと思いたかったが、草の上に置かれた郁美の鞄の中にアナルプラグがしまわれたままであることを思い出すと、肌にさざなみのようなものが疾り、完全に否定することはできなかった。
「――躰を洗わなくては」
 郁美の心に生じたその性の欲動を振り払うように、わざと口に出して言うと、郁美はタンクトップとミニスカートを身につけた。絶頂に達した後の気怠い躰を叱咤し、郁美はその場から離れた。

 水飲み場を覗き見たが、人影などは見当たらなかった。郁美は早足で公園の水飲み場に近づくと、蛇口を捻った。シャワーを浴びるようにはいかないが、それでも精液で汚れた秘苑(ひえん)くらいはこの場で、清めたかった。特に、トイレで犯されたお尻の穴は乾いた精液で肌にこびりつき、気持ち悪いこと、この上なかった。
 行儀悪いが、郁美は脚を大きく広げると上体を屈めてスカートを捲(まく)り上げ、手ですくった水をお尻の穴に振り掛けた。何度か水をかけ、指で擦ったが、中までは洗うことはできないので、そこまでに留めた。持ってきていたミニサイズのペットボトルに水を注ぎ、膣口を清めた。
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