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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第14章 チャプター14
 視界で白い色が弾け、知らず知らずのうちに躯が仰け反っていた。
 気がつくと、郁美はベッドに横たわったまま、荒く胸を上下させながら、全身を弛緩させていた。膣口からこぼれ落ちたバイブレーターが股の間で卑猥に振動していた。
 軽い疲労感に、それでも身動きできずに、ただ照明の消えた天井を見つめていると、サングラスの男がぬっと、顔を覗かせてきた。顔を近づけてきた。
 ――マスクを脱がされる!
 と思ったが、男はそうせずに、キスしてきた。郁美はそれに抵抗することができず、舌と舌を絡ませた。
「ん――んフン、はぁ、は、あぁ」
 男の舌が郁美の口の中を蹂躙し、互いの粘膜と粘膜とが擦り合わされる快楽に、郁美は夢心地となった。
 ふと、郁美は今この瞬間、夫の隆一が帰宅してきたら、どうなるだろうと考えた。そうすれば、これから郁美を待ち構えている色地獄から逃れられるのかもしれない。が、郁美の過去についても隆一は知ることとなり、これまでも平穏無事な暮らしは失われてしまうのだろう。そのどちらが郁美にとって良いのか――判断することができないまま、目も眩むような快楽に、流されていった。
 サングラスの男が郁美から顔を離すと、腕を取った。誘(いざな)われるまま、郁美はサングラスの男の股間に手をやった。ブリーフの上から、既に興奮状態にあるペニスに触れた。
 郁美はすぐに、男が穿いているのが夫のブリーフであることに気づいた。夫婦の寝室で、夫以外の男が穿いている下着の上からペニスを愛撫していることに、郁美は背徳的な悦びを得た。袋全体を撫で、幹を握るようにしながら、官能に塗れた熱い吐息を洩らした。
「後ろから、キスをしろ」
 言われて、郁美は命令されるまま、男の背後に回った。振り向いた男とキスをしながら、郁美はお腹に両手を回し、布越しの愛撫を続けた。
「んッあ、あぁ、ん、んフン」
 再び、舌を絡ませながら、郁美は身も心も蕩けていった。右手でペニスをなぞり、左手でお腹や脚、胸などに触れ、男が感じる部分を探っていった。
「見たいか」
 唇を離すと、サングラスの男がそう問うてきた。
「み、見たい。見たいです」
 男が嗤(わら)った。
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