この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第15章 チャプター15
 気がつくと、郁美は全裸のまま、ベッドの床に倒れ伏していた。立ち上がろうとするが、足腰が震えて、すぐには立てなかった。ベッドに手をつくと、何とか腰かけることにした。
 見回すが、据え置かれたビデオカメラもなければ、男たちの姿もなかった。今までのことは夢だったのではないか――そう思ったが、シーツの乱れと染みの跡が、夢ではなかったことを物語っていた。
 これで、絶頂に達して気を失ったのは、二度目ということになる。隆一とのセックスでは、長い結婚生活のなかでも気絶どころか、逝ったことも数えるほどなので、これだけ官能を極めたのは、久しぶりのことだった。
 寝室の壁掛け時計を見ると、時刻は午後の九時を指していた。隆一からは、今日は残業になると聞かさせられていたが、あまり時間は残されていなかった。とにかく、男たちに犯された痕跡を消して、再びシャワーで身を清め、それから夕食の用意をするとなると、猶予はほとんどないと言ってもよかった。
 郁美は床から立ち上がると、気怠い疲労感に包まれている肉体を叱咤し、夫を迎え入れるための準備をはじめた。

     □   ■   △

 躰を揺らしていた振動が止まり、それで郁美は車が停車したようだと思った。案の定、運転席からサイドブレーキを引く音が聞こえてきたので、それで郁美はこれから、本格的にふたりに犯されることを意識した。
 昨日のーー鎖ピアスとサングラスの男の二人組が立ち去ってからのことは、郁美はほとんど、覚えていなかった。ベッドを新調し、郁美の躰に残されていた精液を洗い流し、夕食を用意して、罪悪感に悩まされながらも、夫を迎え入れたことなど、一連のことは記憶していたが、隆一とどんな会話をしたのか、ふたりで何のテレビを見ていたのか、または何時に眠りについたのか、など細かいところを思い出そうとしても、はっきりとしなかった。
/124ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ