この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
最後のキス~琉球の海を渡る風~ 
第4章 Forever~永遠~
 この方はもう声もお出しになれないほど弱っておいでなのだ。改めて涙が込み上げそうになるのを堪え、今はそのようなときではないと我が身を叱咤する。
「首里天加那志」
 顔を見つめると、王は少し笑ったように見えた。更に口許に耳を寄せると―。
「予はそなたと出逢えて幸せであった」
 その瞬間、藍那は涙ながらに幾度も頷いた。
「私も―私も甲斐なき身ではありますが、首里天加那志とお逢いできて、幸せでした」
/204ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ