この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
sweet / 狂おしく咲く椿
第3章 エラー
その日、街は一面白く染まっていた。

白い吐息を吐きながら、家への道を歩いていた。

本郷若葉 16歳。
顔良し、頭良し、運動神経良し。
そして本郷グループの跡取り候補であった。

黒いスタイリッシュな眼鏡のレンズには、携帯の画面が映り込んでいた。

ふぅ、と白いため息を漏らす

携帯の画面には女の子からの愛を伝えるメールが映っていた。
それも一通ではなく何十通も。

(昨日は疲れたなぁ…、返事するの面倒すぎ…)

昨日は聖バレンタインデー、女性が愛する男性に贈り物をする日だ。

[若葉先輩!
部活でお話するうちに、
あなたのことが好きになりました!
私の気持ちに気づいてください! ]

(悪いけど、女の子の相手をしてるヒマなんてないんだ…っと。)

後輩の可愛い想いにそう返信すると携帯の電源を落とした
/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ