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瑠璃色
第1章 旅立ち…そして新生活
社会人になって、1ヶ月経とうとした頃、同期の
イケメンが…
「なぁ、GWって何かある?」
「えっ?何かって?」
「もし、何もないなら買い物に付き合ってくんない?
俺、もう少し揃えておきたい物とかあるんだけど
一人でどこ行っていいかわかんなくてさ・・・」
「あっ、それなら私も行きたい! 私も一人じゃ不安
で…どこ行けばいいかわかんなかったし、よかった!
行こう、行こう」
ホッ、よかったぁ…まさか、誘ってくれるなんて…
本当助かったよ。早速買い物リスト作っとかなきゃ!
「おっ、何、何っ? 二人でお出掛けか?
いいなぁ若者は!」
私達の教育係の先輩だ…
「イヤイヤ、俺実家からざっとした物しか持って来て
なくて・・・1ヶ月も経つと、必要な物がだいたいわ
かってきたんで」
「そうか、そうか…二人で行けば楽しいだろうなっ。
俺も一緒に!って言いたいとこだけど、二人の邪魔は
出来ないな…ゆっくり二人で買物、楽しんでこい!」
「はいっ!何か買う物あれば買ってきましょうか?」
「ありがとう…でも、大丈夫だよ。俺は自炊してない
し、別に必要な物はないかな」
「プッ・・・そうなんすか?」
「お前、笑ったな!まっ、俺の事はいいから、二人で
楽しんでこい!」
「はいっ、ありがとうございます」
「……」