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瑠璃色
第2章 誤解


買い物リストも持ったし…
よし!これで、準備OK。

「ブブッ…」
あっ、メールだ。

「~準備出来た?そろそろ出ようか?~」
「~了解!じゃ、出るね~」
送信!っと。

ガチャ

ドアを閉めようとすると、三軒隣のドアが開く。

「おはよう!」
「おう、おはよう!」

「今日はいい天気でよかったね」
「本当だな・・・今日は一日よろしくな!」

「こっちこそ、一緒に行けてよかった…まだまだ
こっちの事よくわかんないし、誘ってもらって助かっ
たよ…ありがとう!」


午前中から家を出て買物。何か、久々だなー フフッ
やっぱり、買物ってワクワクして楽しい!

「なぁ、GW地元に帰らなくていいの?」
「えっ?私? あー、私は帰らないよ」

「親とか友達とか・・・会いたくないの?」
「んー、そうだね…こっちに来て、まだ1ヶ月ちょい
だしね。 それなら、自分だって帰らないの?」

「俺?俺は・・・まだ帰らなくていいかな ハハハッ
とにかく、こっちの生活に早く慣れなきゃだしな!」
「そうそう、それだよ!
私も早く…こっちの生活に慣れなきゃ…だなぁ」




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