この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
瑠璃色
第4章 最低な男


「今となっては、それに関して何も言えない・・・」
「で?どうするの?」

「いや、それがあの後、あいつ地元に帰ったら
お見合いするって言ってるらしくて・・・
あいつの兄貴は、俺の事、ずっと弟みたいに思ってく
れてる人なんだけどさっ、それが、直人さんの親友な
んだよね。
純兄って言うんだけど、純兄の情報だと、お見合い相
手は、あいつのお母さんに任せるって…お母さんが、
気に入った人ならいいって言ってるらしい。
だから、写真も見なくていいって・・・」

「それ、絶対ダメだよ!彼女さん、投げやりになって
る… ねー、私の事、彼女って誤解してるはずだよ!
ちゃんと言ってくれた?違うんだって、単なる同僚
なんだって…
何なら、私が話してもいいよ!好き同士なのに、こん
な事になって…私、どうしよう…ギュッ…」

「イヤッ、お前は悪くないから気にするな!
それより、聞いてもいいか?
前から思ってたんだけど・・・お前、何かあると手首
の辺りをいつも強く握ってるよな?それって癖?」

「えっ?…あーっ、無意識だったよ…これね!
ブレス…私のお守りなの フフフッ」
「きれいだな・・・何か、小さな宇宙みたい」

「あんたって、たまに凄いなって思うよ…
そう、この石ってね、そんな風に言われてるの」
「へーッ・・・何か、カッコイイな」

「って、今私の話はいいのよ!あんたよ、あんた!
今日のテーマは、あんたなんだからねっ!!」
「・・・ハイッ・・・」




/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ