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瑠璃色
第4章 最低な男
「とにかく、お見合い阻止しなきゃよ!」
「でも、阻止なんて・・・どうしたらいいんだろう」
「あっ!!ねー淵上…さっき、言ってたよね?
彼女さん、お見合い写真見なくていいって言ってる
って…それなら、淵上…あんたがそのお見合い相手に
なるってのはどうなの?」
「はっ・・・それ、いいかも! ハハハッ・・・
早速明日、おばさんに連絡してみるよ。
その手があったかー・・・お前、本当スゲーよ!!
そこまで頭回らなかった、サンキューな 笑」
「このアイデア料、高いわよー クスクスッ…」
「お前の方は、俺に任せとけ!!
キッチリやってやるぜ!楽しみにしとけよ!!」
「…イヤッ、遠慮しとくわっ」
「「ハハハッ…」」
「淵上、頑張ってね!」
「おぅ!!」
休み明け、淵上からお見合いの件は上手くいったと
報告があった。
フフフッ よかった。
ちょっと何?あの顔、デレデレし過ぎでしょう?
嬉しさ溢れまくってるんですけど? クスクスッ…
GWの時は、どうなるかって本当心配だったけど
きっと、もう大丈夫だね。
淵上の幸せそうな顔を見てると、私まで幸せな気分に
なっちゃうよー。
どうか、淵上と彼女さんのお見合いが上手くいきます
ように…