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リップ・エレクト【完結】
第1章 女上司はタラコ唇~~💖
そんな様子を見て取った若き女課長は間髪入れず、さらに次の一手を打った。
「なら、ちょっと塗り直してこようかしら」
すると…、若い女性職員が即反応した。
「えー?じゃあ、課長、私も塗ってもらっていいですか?」
「わー、私も…」
「それなら、一緒に化粧室でお色直ししましょうか」
二人はバッグを手にして席から立ち上がった。
そろって化粧室に向かう女性陣3人のうち、一般職のB子が「じゃあ、行ってきま~す」と手を振ると、男性陣は皆拍手で見送っている…。
”相変わらず中原課長は機転が利くよ。オレのフリを120%活かしてくれた。おそらくレジェンヌを唇に当てた3人がこの場に戻れば、男どもは皆新商品候補のリップに対して私見を口にするだろう…。その一言一言が明日オレがプレゼンする際のブリッジ作用になるはずだ…”
案の定、3人が宴席に戻った後は、試作リップの寸評会の様相を呈することなる。
そして、その最中を割いて、中原アキと風間トシヤはラインを交わし合うのだった…。
「なら、ちょっと塗り直してこようかしら」
すると…、若い女性職員が即反応した。
「えー?じゃあ、課長、私も塗ってもらっていいですか?」
「わー、私も…」
「それなら、一緒に化粧室でお色直ししましょうか」
二人はバッグを手にして席から立ち上がった。
そろって化粧室に向かう女性陣3人のうち、一般職のB子が「じゃあ、行ってきま~す」と手を振ると、男性陣は皆拍手で見送っている…。
”相変わらず中原課長は機転が利くよ。オレのフリを120%活かしてくれた。おそらくレジェンヌを唇に当てた3人がこの場に戻れば、男どもは皆新商品候補のリップに対して私見を口にするだろう…。その一言一言が明日オレがプレゼンする際のブリッジ作用になるはずだ…”
案の定、3人が宴席に戻った後は、試作リップの寸評会の様相を呈することなる。
そして、その最中を割いて、中原アキと風間トシヤはラインを交わし合うのだった…。