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第1章 始まり…

翌週…

予定通り順次面接を4階の会議室でアルバイトは2人づつ事務員は1人づつ三人で面接して行った…

アルバイトの子数人は飲食店の方でも募集していた為そちらに割り振り10人の内半分は不採用で残った5人の中から1人選び残りは飲食店でのバイトに回すよう手配した…

一方事務員の方は応募して来た人数が多く書類審査で5人まで減らして今回の面接になった…

要項に30歳未満で大卒が基本でオフィスソフトの資格を持っていて2年以上実績がある人か秘書検定二級以上を所持している人と幅広い人材募集をかけた…

給料は破格と言っていいものになっている…元曰く自分達の性欲処理も含めた額にしているとニヤ付いて2人に説明した…

アルバイトも時給がいい飲食店の方は都の規定に沿った額だがここはそれの3割増しになって居る…条件次第の文言付きだったが…

事務員も同様でその文言付きだった…基本現在働いている仕事場の給料よりは良い条件をそれぞれに示している。

全ての面接が終わりアルバイト1人事務員1人を選ぶ為三人で数日話合いアルバイトは柏木由紀に決め残りは飲食店に振り分けた…

事務員は悩みに悩んで2人まで絞って晃の提案で少し素行調査を行う事にした結果林晶子に決めてそれぞれに採用通知を書面で通知した…

募集は年明けからだったが採用が四月からだった事もあり選択することに充分な時間をかけられた。

元は2人が出勤するにあたって自分の隣に晶子を置くよう希望した。

修「好きにしろよ…アルバイトの方どこまでやらせるか決めないとな…掃除と書類整理諸々だから晃教育頼む…元…隣なんだ面倒見てやれよ？」

晃「OKっす！由紀ちゃん可愛いし…楽しみ…」

元もニヤニヤして文言も無く引き受けた…

アルバイトの由紀は週三回昼から夜８時までの7時間で夕食付きで休憩40分が夕食時間で食べて終了になる。

事務員の晶子も昼から出勤で夜9時まで月末月初は残業有りで晩飯もアルバイト同様に付いているがこちらは希望で無しにして給料加算も認めている。

三人は市場の開く9時には大体事務所に来ているが晃は週の半分は外回り担当の為居ない事が多いが晩飯はそれぞれ好きな時に適当にデリバリーで注文している…

ビルの近くにある喫茶店も良く利用しているが晃が貿易でコーヒー豆なども取り扱いがある事から今は事務所で落として飲むだけ…