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Gemini
第8章 週末
[ おはよう。昨日は嫌な思いさせてごめんなさい。すごく楽しい1日だったよ。もし良かったら、またどこかに行けたらいいな。 ]

そして、一緒に送るスタンプを探して、これにしようとタッチしたら、メッセージと一緒に全部送られてしまった。

「やばいっ!どうしよ!」

焦ったけど、もう送っちゃったものは仕方ない。諦めて画面を消そうとしたときだった。
パパッと〘既読〙の文字がついた。

「うそ……」

そしてすぐにメッセージが届いた。
[ 大丈夫だった?怒られた? ]

[ 私は平気。いとこがごめんね。]
[ 実際遅かったし。ごめんな ]

[ そんなことないよ。こんな時間にホントごめん。明日送ろうと思ってたのに、間違えちゃって💦 ]
[ すぐ気づけるようにスマホ持って寝てたw ]

[ ごめん… ]
[ 話できて良かった ]
[ うん、ありがと ]
[ 次行くとこまたLINEする ]
[ 楽しみにしてるね ]
[ うん、おやすみ ]
[ おやすみ。またね😊 ]

スマホを持って寝てたっていう和樹の姿を想像して、にやけてしまう。

ルカといるときの私と和樹といるときの私は、まるで別の世界の出来事みたいにかけ離れて感じる。
今日初めて接点があったのに、それでもやっぱりその感覚は消えないのは何故だろう…

考えながらあっという間に眠ってしまった。
こうして色んなことがあった1週間が終わった。





月曜日、学校に行くと凛からの質問攻めにあったけど、やっぱりどこかうわの空で。
和樹の話だけじゃなくて、本当はルカやノアとの話を聞いて欲しかった。でも、もちろん言えない。

凛とヒロもあんなことしてるんだなぁと、想像してはかき消していた。
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