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Gemini
第9章 溺れる体
「…ク……イクよ…カナデ…っ」
熱い息がかかったと思うと、ノアの唇がクリトリスに強く吸いついた。

つま先が宙に浮く。

一瞬…頭が真っ白になってた。

腹筋がプルプルプルと震え、その振動がぶり返してまた快感を呼ぶ。ピュッ…ビュッ…と顔に吹き付けられるがままになっている。


(ぁあ…温かい……)
不思議な幸福感に包まれる。
体もフワフワして満たされてる感じ。


「頭、少し上げられる?足抜かせて」
「あ…うん…」

顔からトロリと垂れそうになって、思わず床に落ちないよう手で止めた。

「ごめんね、髪まで飛んじゃってる」
ちょうど目のところを拭き取りながら、ノアが言った。ティッシュを何枚も使って、私の顔を優しく拭いてくれる。

「シャワー行こう、洗ってあげるから」
「動けないよ…」
「ma princesse」
ノアは私の手を取って自分の首にかけると、膝の裏に手を通して軽々と持ち上げてしまった。

生まれて初めてのお姫様だっこが、裸なんて…誰にも自慢できないじゃない。

浴室の椅子に私を座らせると、ズボンを膝までまくり上げて、シャワーを手に取ってお湯を出そうとした。

「ノア、本当に洗ってくれるの?」
「そのつもりだけど?」
「いいよ、自分でするから」
「そう?でも1回してみたかったんだけどな」
「何を?」
「女の人の髪を洗ってあげるの」

ノアが私のことを女の人って言ったのが意外で、しかも私が初めてなのが嬉しくて、込み上げてくるニヤニヤをグッと堪えた。

「いいよ、洗っても」

顔を上にあげてノアを見上げながら待つ。シャワーを私の髪にかけて、優しく撫でてくれた。

「ノアも…シャワー浴びたら?」
額に滲んだ汗を見て、思い切って言ってみた。
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