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Gemini
第9章 溺れる体
んー…と少し考えた後、「そうしようかな」と少し首を傾げて微笑んだ。

服を脱いでまたお風呂に戻ってきたノアを、私はまともに見れない。なんで「ノアも…」なんて言っちゃったんだろう。
後ろから抱きしめられて名前を呼ばれると、心臓は破裂しそうだった。

「シャンプーつけるね」
ノアが私の髪を洗ってくれる。
「髪が長いと洗うの大変だね」

「ロングだった時はね。でも今は楽だよ」
「そうなんだ。また伸ばさないの?」
「長い方がいい?」
「カナデが好きなように、すればいいよ」

(ルカは伸ばせって言ってたな…)
「もう少しだけ長くしようと思ってる」

「どの長さだってかわいいよ、カナデは」
「そんなこと…」
「いい?流すよ」
目を閉じて流してもらうのを待つ。

「次は?何つける?」
コンディショナー、トリートメント、ヘアパック…沢山並んでるものを指さすノア。
「これかな…でも、あとは自分でするよ」

「そう?じゃ、俺は…」
ボディソープを手に取って、後ろから私の胸に塗りたくった。

「あっ…やぁっ…」
すぐに先がぷくっと硬くなって、ノアの指に引っかかってしまう。

「どうしたの?これ」
ノアの指がわざとすべって、先をつまみ損ねながら、弾くように弄ぶ。

「どうしてこんな風になってるの?」
耳たぶを挟みながらそんな意地悪を言うノア。
「気持ちいい?」

「恥ずかしい…」

「ここも洗ってあげる」
後ろから回されたノアの手が、閉じていた足の付け根に滑り込んだ。ボディソープでヌルヌルした手が前後に動くと、どんどん足の間に割入ってくる。

そして前かがみになった私のおしりには、ノアの硬くなったペニスが当たっていた。
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