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Gemini
第9章 溺れる体
3、4分経ったころ、突然お腹が…グルグル言い出した。
「あの…トイレ…」
ふたりに挟まれて横になっていた私は、体を起こした。
「俺が行くよ」
ノアも一緒に起き上がる。
「変態」
ルカは意地悪な顔をしてノアを見たけど、ケンカになるような感じじゃなかった。
「いいよノア…来ないで。恥ずかしい…」
「大丈夫だから」
「待って、ほんと…トイレ行きたいから」
ノアは平然とついてこようとする。
もう我慢ができない。きっとそういう何かを入れられたんだろう。
「来ないで…お願い…あ……もう本当に…」
「いいからいいから」
裸のままの私たちはトイレの前でそんな押し問答をしていた。トイレのドアを開けると、当然のような顔をしてノアもそこにくる。
「ノア…お願い……」
恥ずかしくて涙が出てきそうになる。もう本当にこれ以上は我慢ができそうもない。
「カナデ…そんな顔したら興奮しちゃうよ」
ノアはキレイな長い指でペニスを持った。
「もうダメっ……がまんできない…出てって…」
こんなにお願いしてるのに、出ていく様子はない。我慢の限界がすぐそこまで来ている私は、しょうがなく座ってノアの体を押し出そうと試みる。
入口のところに寄りかかってビクともしないノアは、私の表情をじっと観察してるようだった。
「ma chérie、すごい鳥肌だよ…」
ノアは上から見下ろしながら、私の腕を指先でそっとなぞった。
「出て…お願い…」
ポロッと涙が零れてしまう。
もう限界だった。
ノアは私にキスをした。
こんな意地悪をしてるのに、やっぱり王子様みたいな顔をしていた。
ノアの肩を押す私の手は捕まえられてしまった。
「あの…トイレ…」
ふたりに挟まれて横になっていた私は、体を起こした。
「俺が行くよ」
ノアも一緒に起き上がる。
「変態」
ルカは意地悪な顔をしてノアを見たけど、ケンカになるような感じじゃなかった。
「いいよノア…来ないで。恥ずかしい…」
「大丈夫だから」
「待って、ほんと…トイレ行きたいから」
ノアは平然とついてこようとする。
もう我慢ができない。きっとそういう何かを入れられたんだろう。
「来ないで…お願い…あ……もう本当に…」
「いいからいいから」
裸のままの私たちはトイレの前でそんな押し問答をしていた。トイレのドアを開けると、当然のような顔をしてノアもそこにくる。
「ノア…お願い……」
恥ずかしくて涙が出てきそうになる。もう本当にこれ以上は我慢ができそうもない。
「カナデ…そんな顔したら興奮しちゃうよ」
ノアはキレイな長い指でペニスを持った。
「もうダメっ……がまんできない…出てって…」
こんなにお願いしてるのに、出ていく様子はない。我慢の限界がすぐそこまで来ている私は、しょうがなく座ってノアの体を押し出そうと試みる。
入口のところに寄りかかってビクともしないノアは、私の表情をじっと観察してるようだった。
「ma chérie、すごい鳥肌だよ…」
ノアは上から見下ろしながら、私の腕を指先でそっとなぞった。
「出て…お願い…」
ポロッと涙が零れてしまう。
もう限界だった。
ノアは私にキスをした。
こんな意地悪をしてるのに、やっぱり王子様みたいな顔をしていた。
ノアの肩を押す私の手は捕まえられてしまった。