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Gemini
第10章 20cm
「はぁ…」
大きく息を吐いてから、私の口の中からペニスを抜くと、ベッドに横たわるように言った。

「一緒に気持ちよくなろうぜ」

ルカは私の足元にカチャカチャと何かを置くと、服を脱いで逆さに寝転んだ。

(一緒にって、そういうことか)

私はもう躊躇せずルカのペニスを口の中に入れた。

自分で頭を前後させてさっきの動きを再現する。
でも、ルカの息がかかるだけで、簡単にその動きは緩慢になってしまうんだけど。

ルカは私の股に顔をくっつけてクリトリスばっかり舌先で弾いた。

「んぐ…っ……んむむ……んぅっ…」
すぐに出てしまう変な声も、ルカのことを口に入れてるから誤魔化せてるはず。
繰り返し弾かれて簡単に天国にいかされてしまったことは、すぐにバレてしまった。

少しだけルカの口が離れたと思ったら、おしりにまたあの感触。あのスティックがツプッと入ってきた。
「あ………ルカ……」

「痛くないだろ?」

「んっ……あ………」

「口、離すなって」
ルカが半開きの私の唇にペニスの先を押しつけた。

どんどん奥に入ってくる感触…。
「あ……まっ…………んぁ…」

唇でペニスを挟んだまま、おしりの感触に支配されていた。

ニュクッ…ニュクッ…とゆっくり抜き差しされ始めると、頭の中が真っ白になっていった。
むず痒いようなフワフワするような不思議な感覚の虜になっていた。

「これ好き?」

「ん……ぁ……す………好き……あ…」
知らないうちに腰を突き出していた。

ルカが片手でクリトリスを剥き出しにするだけで、期待で鳥肌がたってしまった。
ふっと息をかけられると、全身に力が入る。

(また、ルカの舌に触れて欲しい)
頭の中はそれでいっぱいになっていた。
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