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第10章 ２０cm

ぶぶぶぶぶ…
突然私の中でそれが動き出した。

「ひやぁぁあぁあ……ルっ……くぅはぁぁあっ」

「そんな力入れるな」
そう言って体を起こしたルカ。

震えるそれを奥まで挿したまま、私を見下ろしていた。
大きく膝を開いて恥ずかしい体勢なのは分かってるけど、もうどうしようもない。

胸を強く揉まれたって、気持ちいいだけだ。

「エロいな、その顔」
ルカの顔が近づいてくる。

私は両手を伸ばして抱きついた。

舌の動きとおしりの中とがリンクして、何かが込み上げてくる。またいってしまうのかもしれない。
ルカの舌に自分の舌を絡ませて、その唾をすするように吸いついた。生ぬるい唾液を飲み込みながら、しがみつく。

「またイクの？」
胸を掴んで乳首を弾きながら、ルカは優しく言った。

「わかんな……ぁぁあぁ…気持ちいぃ……」
ルカに縋ってた腕が勝手に縮こまってしまう。

体を丸めてルカの胸に顔を埋めそうになったところで、手首を掴まれ体を開かれた。

膝も腕も大きく開かれた姿。

「イク顔見せろよ」
耳にルカの息がかかると、一気に体が熱くなる。

「ここだろ？」
おしりの中で震えるそれが、的確にある場所を捉えた。
「はぅぅぅあぁ……なん……やぁあぁぁあ…」

「嫌じゃないだろ？」

「怖いぃぃ…すご……あぁあぁああっ…」

何かが体の中で破裂したような、怖いくらいの衝撃があった。腰のあたりを中心に、ブルブルといつまでも体が震える。

「あぁぁあぁ………」

ストンと腰がベッドの上に落ちる。
それほどまでに浮き上がってたんだ。



「もうやっちゃおうか」

ルカはペニスの先をダラダラと漏れているローションに撫でつけるように動かした。