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Gemini
第13章 花火大会の夜
「あぁあ、もらしちゃった」
愉快そうにからかうルカ。

その指はまだ私の中にある。

「もうゆるゆるに蕩けてんなぁ…」

「あぁ……待って……ふぅうん……」

ルカは指を動かしながら体を起こして、私の顔を上から見下ろした。

「こっちも蕩けてる」
ほっぺを撫でて、ルカが微笑んだ。

「もう全然痛くない?」

私はこくんこくんと何回か頷いて見せると、ちゅっと軽くキスをした。

「はぁぁ……これ、試練だな」
そう言うと、さっき知らぬ間にこぼれ落ちた涙の跡を躊躇なく舐めあげた。

続けて首筋をべっとりと舐めあげる。
「汗かいてる」

「やっ……ごめ……」

「美味いよ、全部美味い」
にゅるんと抜いた指に舌を伸ばして、やらしく舐めた。

「や…ルカ……」

止めようと伸ばした手を掴むと、私の指先まで舐め上げてみせた。

「あんな奴には渡さないから」

「…」
何も言葉が出てこない。
もしかしたらもう会えないかもしれない和樹のこと言ってるんだと思う。


「オレがどれだけ…」
ルカの手が優しく私の胸元を開く。


「Je t’aime au delà de la raison…」

やさしく顔を近づけると胸の間にキスをして、更にきつく吸ってキスマークをつけた。

「全部オレにちょうだい」

後ろから抱きしめられたかと思ったら、胸の先を触りながら蕩けたところを同時に弄りだした。

「ルカっ、私もう…」
(十分…気持ちよくしてもらったのに…)

閉じようとした足は大きく開かれてルカの腿にかけられてしまう。

「は、恥ずかしいよ…」

恥ずかしさ以外のものもあった。

ルカの熱い体がぴったりと背中にくっついて、優しく抱きしめられているような心地良さと安心感だ。
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