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Gemini
第18章 3人の時間
「んっ…くっ……ぁむうっ…」

口に留めておけない唾液がルカの手を濡らす。

「こっちもヌルヌル」
見つけられてしまった熱い小さな塊は、ルカの指に挟まれてグルグルと捏ねるように弄られている。
「こうされるの好きだろ?」

「んんっ…」
首を振ってその指を止めて欲しいと伝える。

「嘘だな、嬉しそうに腰ゆらして」

「ぅっ…ぁあんっ…」

「カナデ」
ちゅぅっと後ろから首の付け根を吸われる。

舌もアヌスもクリトリスも、ルカに捏ねくり回されて、声なんて我慢出来るはずがなかった。

「はぁ…すげぇうねる……ぁぁ…」

ルカの熱い息が、徐々に反っていく背中に何度もかかる。

「ぅっっ…くっ………んんんっ!…」

突然雷が落ちて、ビクビクビクッと腰が痙攣する。
伸ばした指で私の胸の先端をキュッと挟みながら、ノアが微笑んでいた。


そんなことは知らないルカは、私の髪に顔を埋めながら、私が濡らした両手で強く腰を掴む。

「オレもっ…………っ……くっ」

「ぁああ…あっ………ああっんっ…」
強く打ち込まれて揺れる視界の中、私のことを見ているノアから目が離せない。強く抱かれながらルカの最後の一滴を受け止めきる私を、ノアはじっと見つめ続けていた。


「カナデ」
ルカに呼ばれ、首を後ろに向けて舌を絡め合う。


もう一度そちらを見ると、ノアは目を閉じていた。


ニュルリと、ルカのペニスが抜かれた瞬間…アヌスからびちゅぅぅっ!と音がした。

「やぁあっ!」
思わず顔を両手で顔を覆うと、ルカは手の上に優しくキスをした。

「かわいいよ」

「恥ずかしい…」

「オレのが溢れただけだって」

「も…やだぁ…」

「かわいい…」
ルカはそう言うと私をまた抱きしめて、何度も髪にキスをした。
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