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Gemini
第21章 現実
「触りたいの?」

「うん………舐めたい」

「っ…かわいい顔してそういう…」
スカートはとっくに捲り上がっている。パンツの中のルカの指が私に差し込まれた。
「んっ」

「痛い?」

ううんと、ルカの目を見ながら首を振る。
痛い訳がない。もう十分に潤ってるんだから。

手を伸ばしてルカのほっぺに触れた。

「平気だよ、ルカ」

ルカは目を閉じて私から目を逸らしてしまった。私の中に入りかけてた指も離れてしまった。

「ごめんな、がっつきすぎだな…こんなとこで」
ふぅぅぅっと長く息を吐いた後、胸の中にぎゅっと抱きしめてくれた。

もう一回キスを…そう思って顔を上げると、ルカの手は私を手放してしまった。

「ほら」
そう差し伸べられた手に、不本意ながらも自分の手を重ねる。

「あ、跡ついてる」
私の頭の下にあったルカの腕には、フローリングの跡がついていた。

「まじかよ」
床に座って笑いあって、私も何となく自分の服を整えた。


「もうすぐ夏休み終わっちゃうね」

「まだ暑いのにな」

「うん」
なんてことない会話が、またふと途切れる。


そしてどちらともなく顔を寄せて、またキスをした。
蕩けるような優しいキス。



こうやって普通にキスをして、きっとこれ以上のことも普通にするのが、私たちの日常になったんだな…

自然とそう思えてくるようなキスだった。
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