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Gemini
第22章 ハリネズミ

ほんの一瞬目を閉じただけのつもりだったのに、目を開いたときには電気も消えていて、すっかり夜中だった。

腕枕されているから、下手に動けない。
寝息を立ててぴったりと後ろから寄り添って眠っている。抱きかかえるように回されたもう一方の手は、当たり前みたいに私の胸を覆っている。

お腹にかけられたタオルケットの下も裸のまま。

(服も着ないで二人でベッドで眠るなんて…なんか映画みたい)


動かすのを躊躇するほど、足も絡み合っていた。


ルカの手が触れていることを意識しただけなのに、胸の先端が少しずつジンジンしてきて、あっという間にぷっくりと膨れてきてしまう。

(もぉ……)
自分の体が恥ずかしい。

そういえば、ルカにつつかれ続けたところも、ずっとウズウズしてる。眠ってるルカの横で、グルグルといやらしいことを考えてしまう。


ルカの腕の中から逃げようと動くと、もっと強い力でもっと抱き寄せられた。

「もうちょっとだけ……な」
ルカは少し掠れた声でそう囁いた。

聞き覚えのある言葉…

(あっ…)
強く抱かれた腕の中で、さっきのことがフラッシュバックする。いたたまれず、自分の手で覆った。


ドッドッドッ…
何の音もしない部屋の中、自分の鼓動が痛いくらいだった。
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