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Gemini
第22章 ハリネズミ
「オレも洗ってよ」
差し出された腕に泡だらけのスポンジを当てる。でも視線はどうしてもルカのペニスに向かってしまう。
いつもはもっと膨らんで上を向いてるのに、今は半分よりも小さくて、色もいつもとは違うような…
「こっちもね」
ハッとして、視線を外す。反対の腕を差し出されて、せっせと洗う。バレないようにチラチラと観察しながら。
「そんなに気になる?」
ニヤニヤと私を見るルカ。
「何が?」
精一杯とぼけてもダメだった。完全にバレてる。
「だって………いつもと違うから…」
「どっちかって言うと、こっちがいつもだけどな」
「へぇーっ!………そうなんだ…」
リアクションの大きさをミスしたと気づいて、声量を落とす。
「mon bébéが触ったらすぐだよ」
泡まみれの手をそこに持っていかれる。
撫でるように動かされると、みるみるうち硬くなってきた。
「ほら、ちゃんと洗って」
ズクッと疼いたのは私のお腹の中。昨日ルカにいっぱいつつかれたところかもしれない。
「ルカ…恥ずかしい…」
「なんでmon bébéが恥ずかしいんだよ」
いつもみたいにイタズラ顔で笑う。
シャワーで泡を流されて、ふたりともただの裸になってしまった。
「どう?きれいになった?」
私の手の中にあるペニスは、グニグニと形を歪ませながらすっかり硬くなって天井を向いていた。