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第22章 ハリネズミ

足がプルプル震えてる。まだ息だって荒いままなのに、ルカはまた吸いつくみたいにクリトリスを刺激してくる。

「ああぁっ…今だめっ…ああ…」

歯で扱くみたいにクリトリスを挟まれて、声を抑えることもできないほどに感じていた。

グニュグニュグニュと強い刺激が止まらない。

ガクガクッと腰が大きく動いて、立て続けに天国へ放り投げられた。ルカに向かってびゅぅっと噴き出た潮は、ルカの整った口元を濡らし胸へと垂れていった。

膝が曲がって座り込みそうになる私を、浴槽の縁に座らせた。

クリトリスが心臓の代わりに脈打ってるような感覚。

「足開いて」
ルカはまだ私の間に顔を入れこもうとしてくるみたいだ。
「無理だって…まだ気持ちいいから、ダメ」

「コリッコリのクリット、もっと食わせて」

「ダメっ…ルカだめっ……今まだっぁあああん」

ちゅぅぅぅぅっと強く吸われて、体が仰け反る。気持ちいい上限をもうとっくに超えてる。

まだ震えてるのに…
「んぅあああっ…」

ヒリヒリと火照るクリトリスを、今度は舌でコロコロと転がすように弄びはじめた。
「んあっっ…あぅっ……はぁんっ…」

不規則に訪れる破壊的な刺激に、体だけが反応する。
目を閉じて、ルカの頭に手を添えて、ただ溺れていく。