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Gemini
第24章 普通じゃない
「んっ……っん………んっ……………んんっ!」
家に帰ってシャワーを浴びながら1回。
帰ってきたママと夕ご飯を食べて、部屋に戻ってからは、これで2回も。
3回してもまだおさまらない体の奥のズクンズクンと響くような疼きが、しつこく指を呼び寄せる。
そう、クリトリスの快感だけじゃ足りないんだ。
ベッドの上で膝を立てて、少しだけ恐る恐る中に指を入れてみた。
粘膜の感触…でも、口の中とは全然違う。
壁が迫った細くて深いトンネルは、でこぼこしていた。
少しずつ奥へ…
隙間がある部分、出っ張りが大きい部分、指が撫で回しても気持ちよさは感じなかった。
さっきはあんなに良かったのに…もっと奥なら?
でも結局、自分の指を更に深く差し込むことは怖くてできなかった。気持ちいいとかよりも、違和感の方が勝ってしまったからだ。
それでやっと体も諦めてくれたのか、私は汚れた指のまま眠りについた。
まさか同じ頃、ノアがあの人に送らせた例の動画を見ているなんて、夢にも思っていなかった。何度も繰り返し達する私を、ノアは一体どんな気持ちで見ていたんだろう…。