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Gemini
第8章 週末
ルカの手が私のパンツを膝まで下ろした。
「ここでするの?」

「そうだよ」
ルカの肩に手を置いて、片足だけ抜いた。

「立ったまま?」

「そうだよ」

ルカの指が触れ、舌が届きやすいように私を広げる。
「カナデが emmène-moi au paradis って言ってる間だけ、舐めてあげる」

「どういう意味なの?」
「いいから、言って」
「オムニモワォパラディス………っぁあ…」
ルカの柔らかい唇がむにゅっと触れて、思わず息が漏れてしまう。

「オムニモワォパラディス………オムニモっ」

ルカがあるところを弾くだけで、膝がガクガクと震えるほど感じてしまう。

「ルカっ…だめ…立ってられな…」

「好き?ここ」
ジュッと音を立ててそこを吸った。
膝から崩れそうになる。

「…はぁっ……好き…でも…」

チュッ…チュッ…と顔を前後させて、繰り返し吸いつくようにそこを刺激してくる。

「あっ……待って…待っ……やっ…」

「嫌じゃないだろ?ほらemmène-moi…?」
「オムニモワ…ォパラ…ぁあっ…ディ…」
ルカの舌が震えるように細かく動く。

「やぁっ…だめ……気持ちいいのが……」
チュプチュプチュプ…とエッチな音を立てられても、もう私は抗えなかった。

またアレがくる…
「オム…ぁ…モワぁっ……パラディっっ…」

腰がガクガクガクと大きく震えて、膝から崩れてしまった。

意地悪そうに微笑んだルカの唇は濡れていたけれど、構わず唇を重ねた。
重ね合わせるだけだったキスは、すぐ深くなりピチャピチャとふたりの唾液が混ざり合う音がする。

「mon bébé、クリよりももっといいんだよ、コレは…」
ルカはまた硬くなった自分のものを私に触らせた。
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