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第16章 伏線回収.｡.:*☽

「……招待した奴がちゃんとエスコートしろよ」


ふっと笑った夏輝の一言で、蓮とヒメがハッと我に返る。

・・・っていやいや
君達は３ヶ月前に会ったんじゃないの？


「……シェリー、驚いた。
この前と印象が違うから……」

「……えっ？」

「綺麗だから見惚れた」

「そ、そんな……滅相もありません…」


蓮が素直にそう言うと、彼女は顔を真っ赤にさせた。

・・・なにその表情、可愛いんだけど。


「席、ユーリの真向いに座って。
こいつら全員ちゃんと紹介するから……って、彼氏は？」


マドンナを誘導するヒメが、彼女の姿しか無いことに気付く。


「一緒に来たんじゃねぇの？」

「あ、私は姫宮君に内線で教えてもらった通りで。
秋は直接職場から、鈴木くんと先に来てると思ってたから…」

「あーそっか。
蓮、お前に連絡は？」

「うん。さっき向かいますってメールが入ってたんだけど……

・・・あ？ 」