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小夜
第6章 あめにぬれて(承前)
……どこかでピアノの音がしていました

どこか懐かしい音色のピアノソナタ

小夜が暮らすこの部屋の中の
今はベッドがある場所に置かれたグランドピアノ

少女が
今の小夜と同じ年頃の少女が
ピアノを弾いていました


薄い素材のサマードレスを着て
うっとりと演奏に打ちこんでいて

背後から少女を見つめる男性のことを
何も警戒していないようでした


でも 男性の視線は
少女のむき出しの肩や
薄い布に隠された胸のふくらみを
じっと じっと 見つめていて

……それは お兄さまが小夜を見つめる視線と まったく同じ
慾望の 嗜虐の 獣のまなざし


少女が演奏を終えると 男性は近づき
馴れ馴れしく肩を抱きました

少女は何ひとつ警戒せず 微笑みながら振り向いて


男性は愛しげに少女の肩を撫でまわし

そして胸のふくらみに手をかけました
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