この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
寵愛の小鳥
第6章 目隠しの小鳥

じわりとブラまで水がしみてきて身体が冷える。
「ふっ…ふぇ…くしゅっ」
寒さにぷるっと震えたのと同時にくしゃみが出て、
何とも言えない恥ずかしさに顔が真っ赤になった。
「くすくす…」
「っ!!」
目の前の人が笑ったのに更に顔が赤くなる。
抵抗もせずに固まってると、
目の前の知らない人は服を濡らし終えたみたいに、
布か何かを片付けたのがわかった。
だいたいなんで私は水浸しにされたのだろうか…?
そんなことを考えてたら、
男の人は、突然残った私の服を脱がしだした。
「えっちょっやだぁ!!」
突然の行動にびっくりして抵抗したけど、
結局されるがままに脱がされていく。
キャミソールは上にまくられ、
ブラとショーツと靴下の状態にされ、
男の人が喉を鳴らす気配がした。
まだ夜は寒い時期に、服を一通りはがされ、
それに…ここは外…
もう、怖さと恥ずかしさでおかしくなりそうだ。
脱がされているときに腕を後ろに持っていかれて、
中途半端に脱がされた黄色のワンピースはまるで拘束具のように私の自由を奪った。
「いやぁ…さ、寒い…っ」
寒さにも恥ずかしさにも怖さにもふるえていると、
男の人は一瞬私から離れて、
私にその人の上着をかぶせたり、
私の下にコートか何かを敷いたりと、
非人道的な事をしてるくせに、
謎の優しさを見せて、
私はすごい混乱した。
(え、この人、悪い人、なんだよね、なんでこんな事…?いい人?でも私縛られて脱がされてて…え…えっ…)
…そんな混乱してたら、
男の人は後ろから私の胸に触れだした。
「ひっ…はっ、やぁっ…やっ」
ブラ越しにもみしだかれ、知らない感覚に襲われる。
ぞくりとも、ぞわり、とも言える少し怖い未知の感覚。
口からは自分の声とは信じられない淫らな声が出ていく。
「んっ…ぁぁっ…あっ…」
首もとに男の人の生暖かくて荒い息がかかって、
くすぐったさに身をよじる。
男の人はその反応にも興奮したのか、
はぁ…と大きく息を吐いて舌で私の首を舐めあげる。
「ひっ…んっ…やぁっ」
男の人が舐めたとたん、
ぞくぞくが体を走って肩が震える。
(今の…な、何!?怖いよ…っ)
男の人はその反応が気に入ったのか、
首から鎖骨、谷間までを舐めながら
ブラ越しに胸をいじり続ける。
「んっ…んんっ…んっ…」

