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寵愛の小鳥
第6章 目隠しの小鳥
ぞくぞくが走ってから身体が敏感になったみたいで、
布越しでも胸の先っぽが主張しだした。
男の人はすぐに気付き、そこを執拗に弄り出す。

「やぁぁっ!そ、そこっ、だめっぁぁっ」

気持ち良くて、怖さとぞくぞくが止まらない。

布越しに触られて身体のぞくぞくが
どんどんお腹の奥に響いていく。

太ももの間、恥ずかしい場所がむずむずして、
無意識に両方の太ももをこすりあわせる。

男の人の片方の手のひらが胸から太ももに向かっていく。

「や、だめ、だめっ」

一番恥ずかしいところに手がたどり着き、
下着越しになぞられる。

「やぁっやっだめっだ、めぇ…んんんっ」

男の人の指がクチリと音がするくらいぬるぬるになった
ショーツの上をなぞりあげると、
びくびくと私の心を無視して身体が反応していく。

「あっあっあぁぁっ」

自分で触ったことも無い場所を他人に、
しかも知らない人に触られて喜んでしまう
私の身体が信じられなくて、
心と身体がバラバラになってしまいそう。

「やぁっんんんっんぁぁっ」

首をぶんぶん振って抵抗しても、
気持ちよさに身体が震える。

ゆるやかになぞられていた太ももの間の、
一番上にある突起を濡れた指で優しく撫でられて
腰が跳ねる。

「ひゃぁっあぁっや、やぁぁっ」

やめて欲しいのに、腰が嬉しそうに動くのが
恥ずかしくてしかたない。

でも、そんな事を考える余裕も
すぐに無くなってしまった。

男の人の指は一番感じる突起をショーツ越しに
何度も何度もなで回したり爪でカリッて引っ掻いたり
奥の方に押したりしてくる。

「んっんんっふぁっんぅっっ」

触ってる人のいたわるみたいな、
大事にされている触られ方に、
怖さと、気持ちよさで頭が混乱する。

「ぁぁっ!?やめっ、ぁぁんんっなんっなんかっきちゃうっっ!」

思考すら覚束なくなるほどの深い感覚が
お腹の奥に溜まっていく。

その『キモチイイ』が限界まで集まって、
もう、爆発しそう。
 
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