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寵愛の小鳥
第6章 目隠しの小鳥
今までも散々泣き叫んでいたのに、
まだ止まらない涙と一緒に出た言葉に、

男の人はビクッと肩を震わせた。

「なんでっ…やなのっ…はじめてはっ…
…好きな人とがっ…!」

嗚咽混じりに続けた言葉が、
男を逆上させてしまったのか、
容赦が消え、どんどんねじ込まれる。

散々弄られた私の女性器は、
心とは裏腹にすんなり受け入れていくのが、
かえって惨めだった。

「い、痛いっ!ぬ、抜いて、抜いてえぇっ」

首をブンブンと左右に振っても、
男はゆっくりと、ゆっくりと入り込んでくる。

ずっと隠れてた胸もブラをずりあげられて出される。

恥ずかしすぎて、怖くて、痛くて、苦しくて仕方ない。

(なんで?こんな目にあうほど、私、悪いことしたの??)


混乱と拒絶で泣き叫んでる私に、

その男は一言、


「ことり、ごめんな」


と言って、

私の最後の壁をこじ開けた。

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