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寵愛の小鳥
第6章 目隠しの小鳥
肩で息をしながら呆然としているけれど、
男の人の指はまだ体に沈んだまま。

「んっ…あっ…の…も…抜いて…くださ…ふっ…」

途切れ途切れに男の人にお願いをするが、
中に沈んだままの2本の指は上下には動かず間接を曲げては伸ばしをゆっくり繰り返している。

その刺激がじわじわと去っていった波を呼び戻していくのを感じ、ぐったりとした身体を必死に動かしてヨロヨロと逃げようとする。

「や、やめ、やめてぇっも、もうやらぁっ…」

呂律も回らない口はまた甘い声が漏れ出す。

さっきまでみたいに激しくて壊れそうな怖い感覚じゃなくて、労るみたいに、可愛がるみたいな触り方が変に怖い。

初めての絶頂でくたくたな身体は全然動かないし、
男の人は優しく私の下に敷いた布の範囲に私を戻す。


そうして男の人はまるで解すみたいに
私を絶頂させ続けた。


(こんなところで…何度も…もうやだぁ…!)

いろんな気持ちでぐしゃぐしゃな私に、
男の人は、何度も中や胸や突起を弄り回す。

キスも何度かしてきたけど、
その度に私も必死に抵抗したら、
代わりにほっぺや胸に
いっぱいキスを落とすようになった。

散々身体を弄られて、もう死にたい気持ちでいっぱいの私は、起き上がる気力もなくなって、男の人が敷いてくれたコートに寝転んだまま、動けなかった。

悲しみとか怖さすらわからなくなるまで、意識が朦朧とし始めるまで男の人は身体の奥をほぐし続けた。

「ぁぁん…ん…んん…」

動く気力すら無くなって、
腰の奥に甘だるい感覚が残って、
風にすらぴくりと震えるくらいになった時、
男の人は私の頭を大事そうになでてから、

私の太ももの間に、

くちりと、何かをくっつけた。

「え……?ま…待って、ください……」

ソレが何かを判断する前に、
その棒状のものはじわじわとさっきまで散々ほぐされてた、大事な所に割入ってきた。

「や、だ、待って、だめ、ソレだけはだめ…!!
いや、いやぁ…」


初めては、
好きな人と。

そんな子供みたいな、
でも、当たり前の夢が壊される。


確かに、まだ好きな人とか居なかったけど、でも。

大好きなお兄ちゃんみたいな、
格好いい人と出会って、いつかは。

そんな、小さな夢。


「あ…あぁ…やだよぉ…お兄ちゃんっ…助けてぇ…っ」

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