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こちら風俗店サキュバス。
第3章 テニススコートの履いてない少女。
で、リコと俺には少し間が空いてしまった。

リコはロリサキュバスでビッチだ。
だが、考えることはお互いに出来る。イメージを共有化して作り上げるのが、サキュバスの淫夢なのだから。

だから、リコと俺は俺が過去というものに囚われ、つまりノスタルジーに浸るのもわかる。

いやたぶんわかる、というべきか。

「君が過去に囚われている以上、サキュバスとしては、することはない」
「過去は過ぎ去ったものだからだ」

「あのな、リコ」

息を吐いて。

「テニススコートでパンツを履いてないのに、立派な口を聞くじゃないか」

「え、えへへ。
ご主人さまぁ」

「つくづく都合がいい女だな。リコは」

ま、リコはロリサキュバスでビッチだからね。
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