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第1章 ありがとう

私は避妊具を付け、彼女の入り口にソコの先端をあてがい、ゆっくりとナカへ入った。
先程、丹念に指と舌で解したのですんなりと入っていったが、私が初めての男性だと云う彼女には、痛みは避けられなかったようだ。
「痛かったら言って。すぐに止めるから」
彼女は私にしがみつき、首を横に振った。
彼女のナカは熱く、私に絡みついてきゅうきゅうに締め付ける。
思わず、ため息が漏れる。
私はずっと彼女とこうしたかった。
「……動くよ。いい？」
彼女の答えを待つことなく、私は腰を振り始める。
「んぅ……」
痛みに耐えながら、尚、私を受け入れる彼女に胸が締め付けられ、私は荒々しく彼女の唇にむしゃぶりついた。