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第1章 ありがとう
先程、口でしてもらった私のソコは敏感になっていて、限界が近づいていた。
「……んっ……、もう、イキそ……」
その時、きゅうっと彼女のナカが締まった。
「あぁっ……」
「いいよ……このまま、イッて……」
そう言って、彼女は私の頭を引き寄せて口付けてきた。私がキスが好きな事は、もう彼女は知っていた。
「んぅ……っ」
唇を塞がれたまま、私は避妊具越しに白濁の欲望を吐き出してしまった。
ぐったりと力が抜けて、彼女に覆い被さったまま荒く乱れた息を整える。
ずっと想い続けていた好きな人と一つになり、繋がることが出来て、私は幸せだった。
息を乱し、頬を紅潮させている彼女を見て、ますます愛しさと切なさが増した。
いつのまにか、私は泣いていたのか彼女は微笑みながら指で私の涙を拭った。
その手を掴み、私は握り締めて「……大好き」と小さく呟いた。
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