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愛妻ネトラレ 久美子
第8章 お得意先への奉仕派遣(専属秘書)
激しいピストン運動ではないが、長大な野瀬のぺニスが突き刺さった久美子には、微細な腰の動きもぺニスを伝わり直接子宮に刺激が伝播する。

貪るような口づけを交わしたまま、下半身も貪るように対面座位でまぐわう二人。

二人の荒い鼻息と、舌と舌、或いは舌と唾液の奏でる音色が、股間から響くグチュッグチュッという淫音と卑猥なハーモニーを奏でる。

四方を鏡張りで囲まれながらも、それに目をやることもなく、眼を瞑り二人だけの官能世界に没入する久美子と野瀬。
今の二人には、お互いの肉体のみが世界の全てに違いない。

『ああッ…久美ッ』見つめる野瀬。
『あッ あぁッ ゆ~たろ、はあッ あぁン』色っぽく見つめ返す久美子。

『また、すぐイッちゃうかも』と野瀬。
『私も…イッちゃいそ。二人とも早漏だねッ』微笑む久美子。
『相性が最高なんじゃない?』と言う野瀬に、『それねッ!』と久美子がのる。

『ああ、マジで。最高だッ、久美 愛してるッ』
声も大きく、激しく下から突き上げながら野瀬が言う。
『あンッ 私もッ、愛してるよッ ゆ~たろッ』流されてしまう雰囲気というのは恐ろしいものだ。
久美子は愛を口にする。

『ああッ 久美ッ、久美ッ 中に出すよッ、久美の膣に生で精子出すよッ』と野瀬。
『来てッ、来てッ。子宮に直で精子注いでぇッ、孕ませてぇッ』と蕩けた表情で精を求める久美子。

ギシッギシッとベッドのスプリングを軋ませ、激しい対面座位でのファックを繰り広げ、絶頂へと邁進する二人。

『ああッ 久美ぃ 久美ッ、ううッ…くッ 出るッ』
『あッ あッ ああぁッ 私もッイク…いくッいくいく…イクッ!ゆ~たろ~ッ ああぁぁ~ッン』
二人仲睦まじくエクスタシーに登り詰める。
抱きしめあったまま、野瀬が背中側にドッとベッドへ倒れる。

そのまま、ゴロンと転がり久美子を下に組み敷く野瀬。
二人は正常位の体勢になっている。

何度目かも分からない情熱的なキス。
何も言わないが、その目は口ほどに雄弁に語っている。
『愛している』
二人の瞳に宿るメッセージ。
このまま三回戦を迎えない方がおかしい雰囲気の、繋がったままの二人。
禁断のセックスのめくるめく時間は、まだ幕を上げたばかりであった。
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