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瀬音とボクとよしみくん
第3章 いじめっこ瀬音くん○
「よし、さっそくDVDを見ようか」


「え? 見るの?」


瀬音くんがいるのに。


瀬音くんは、なんのことだからわからず、無言でいた。


良実くんが一体何をしたいのかが、わからなかった。


瀬音くんがいたら、秘密の遊びも出来っこないし、ましてや、おちんちんを見せたくないのに。


「ねぇ、良実くん?」


「うん? 何?」


良実くんはさっさと準備を進めていく。


テレビには、いつも見ていた女の人の裸が。
ボクは瀬音くんが気になって集中できない。


瀬音くんは驚いたようだけど、不思議と何も言わずに見入っていた。


良実くんも、何も言わない。


「ねぇ……」


良実くんに、言いかけようとしたら……
突然。


『ただいま~、良し~、いるの~』


部屋の外から、声が聞こえた。


ボクらは瞬時に、ビクッとなった。


「やばっ、帰ってきちゃった」


慌てて、良実くんはテレビの音を消して部屋を出て行った。


「ごめん、待ってて」


瀬音くんとボクは、二人、取り残された。


画面は音は出なくなったけど、裸の女性が映っていた。


気まずい。


テレビを止めようとしたら。


「いたっ」


瀬音くんが、スボンの上から、おちんちんを押さえていた。
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