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瀬音とボクとよしみくん
第20章 有貴くんの場合①○
純ちゃんとキスをした。
ファーストキスだった。
唇は柔らかかった。
純ちゃんは少し抵抗していた。
だけど、そこまで激しく抵抗はしなかった。
「ダメ、だって」
嫌がってるけど、本当に嫌がってるわけではないかんじだった。
純ちゃんの顔は優しく微笑んでいた。
「……ご、ごめん。つい、我慢できなくて」
「エッチだね。有貴くん」
「……ごめん」
「無理矢理はだめだよ」
「……うん」
純ちゃんは、笑顔のまま、たしなめてくれる。
「ファーストキスだったんだよ。どうしてくれるの?」
「……え?」
ファーストキス同士?
なんだか嬉しい。
「もう、本当にエッチだよね。いつも、女の子のハダカを想像してるんでしょ?」
純ちゃんは笑顔なのに、俺を少し蔑むような顔に。
「う、うん」
エッチと言われているのに、何故かうれしい。
純ちゃんに言われるだけでドキドキする。
「……みたい?」
あまりにびっくりして、声が出ない。
純ちゃんが、そんなこと言うなんて。
ファーストキスだった。
唇は柔らかかった。
純ちゃんは少し抵抗していた。
だけど、そこまで激しく抵抗はしなかった。
「ダメ、だって」
嫌がってるけど、本当に嫌がってるわけではないかんじだった。
純ちゃんの顔は優しく微笑んでいた。
「……ご、ごめん。つい、我慢できなくて」
「エッチだね。有貴くん」
「……ごめん」
「無理矢理はだめだよ」
「……うん」
純ちゃんは、笑顔のまま、たしなめてくれる。
「ファーストキスだったんだよ。どうしてくれるの?」
「……え?」
ファーストキス同士?
なんだか嬉しい。
「もう、本当にエッチだよね。いつも、女の子のハダカを想像してるんでしょ?」
純ちゃんは笑顔なのに、俺を少し蔑むような顔に。
「う、うん」
エッチと言われているのに、何故かうれしい。
純ちゃんに言われるだけでドキドキする。
「……みたい?」
あまりにびっくりして、声が出ない。
純ちゃんが、そんなこと言うなんて。