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瀬音とボクとよしみくん
第23章 有貴くん④ お風呂○
俺の心は二転三転、ぐちゃぐちゃだ。


一ノ瀬に振り回されまくっている。


このままじゃ駄目だ。
はっきりさせないと。


そのチャンスはすぐにきた。
林間学校で、キャンプにきた。


さすがにお風呂に入る時は隠しきれないだろ。


しかし、一ノ瀬はお風呂に入らなかった。
汗をかいているはずなのに。


施設の使用時間ギリギリまで粘ってみたが、一ノ瀬は入って来なかった。


くそっ。
あきらめて俺はテントで寝る。


しかし、なかなか寝つけない。


女子だったら、同じお風呂に入るはずはないか。


一ノ瀬の裸を想像してしまって、眠れない。


夜中、施設のトイレに行く。


すると


あれ?


施設のお風呂の明かりがついている。
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