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瀬音とボクとよしみくん
第27章 女子校潜入▽
しばらく、ボクはプールの中で考えていた。
すぐに更衣室へとは行けない。
ゆかりちゃんのこと、瀬音くんのこと、マリアちゃんのこと、いろんなことに考えを巡らす。
すると、プールのドアが再び開く。
あれ?
ゆかりちゃんが戻ってきたかと思っていたら、違う。
ドヤドヤと何人もの女子生徒が入ってきた。
そうだった。
ここは女子校。
ヤバイヤバイ。
ちょっと待ってよ。
そうだよ
ゆかりちゃん
ボクを置いてったらダメじゃん。
「あれ? 誰かいる?」
「えー、誰だれ?」
「だれですかーっ?」
「不審者だったりして」
「やだー」
女子生徒たちが騒ぎ出す。
ちょっと
ゆかりちゃん、戻ってきてよ。
助けてぇーー