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瀬音とボクとよしみくん
第31章 クラスメイトみんなに○
やっと、おしっこは止まり、おしっこまみれになったボクは、興奮の波が静まるのとは対称的に強烈な羞恥心の中、へたり込んだ。
「真正の変態だな」
「クラスの恥だな」
「すげー姿」
「本当、やばすぎ」
「なぁ、写真とっとこうぜ」
え?
写真?
やめ、て。
それだけは本当に。
でも、あまりの恥ずかしさに、抵抗もできない。
目も開けられない。
かすかに顔を隠すだけしかできない。
興奮が去った今、直面する現実の中、すぐにでも穴があったら入りたいぐらいだ。
恥ずかしくて、情けなくて、涙が出る。
ボロボロと、涙があふれてくる。
「おい、泣いてるぞ、こいつ」
「キモっ」
「やなもん見ちゃったな」
「そうか? 俺は、少し興奮した」
「お前も変態かよ」
「ちげーって」
「ぎゃっ、ぎゃっ、ぎゃっ」
みんながボクを軽蔑し、笑いあって去っていくまで、ボクは目を開けられなかった。
でも、そんなに、軽蔑されても、まだ、少し、興奮しているボクがいる。
あぁ、なんて変態なんだ。
瀬音くん、ごめんなさい。
会う資格なんてないくらいボクは変態でした。
「真正の変態だな」
「クラスの恥だな」
「すげー姿」
「本当、やばすぎ」
「なぁ、写真とっとこうぜ」
え?
写真?
やめ、て。
それだけは本当に。
でも、あまりの恥ずかしさに、抵抗もできない。
目も開けられない。
かすかに顔を隠すだけしかできない。
興奮が去った今、直面する現実の中、すぐにでも穴があったら入りたいぐらいだ。
恥ずかしくて、情けなくて、涙が出る。
ボロボロと、涙があふれてくる。
「おい、泣いてるぞ、こいつ」
「キモっ」
「やなもん見ちゃったな」
「そうか? 俺は、少し興奮した」
「お前も変態かよ」
「ちげーって」
「ぎゃっ、ぎゃっ、ぎゃっ」
みんながボクを軽蔑し、笑いあって去っていくまで、ボクは目を開けられなかった。
でも、そんなに、軽蔑されても、まだ、少し、興奮しているボクがいる。
あぁ、なんて変態なんだ。
瀬音くん、ごめんなさい。
会う資格なんてないくらいボクは変態でした。