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瀬音とボクとよしみくん
第33章 マリアの約束
「うえぇっ?」
ボクはなんと裸だった?
いや、よくみると水着だ。
かろうじてパンツ一枚穿いている。
すると、ようやく、記憶が呼び起こされていく。
水着
水泳
大会
記録会……
そうだ、水泳の記録会っ!
ボクは
「ゴール、できたの?」
「あぁ、よくやったな」
瀬音くんがボクの頭をポンポンする。
ボクは、嬉しくて涙が出る。
「おらっ、泣くなって、そんなに嬉しいか」
嬉しいよ。
もちろんゴールできたのも嬉しい。
だけど
なにより嬉しいのは、瀬音くんに会えたこと。
そしてさっきまでのは夢だったこと。
つまり
今までのはすべて妄想だった……
というのが、夢だったんだ。
頭が混乱するけど
よかった。
瀬音くんがボクのことを知っていて。
そして、再会できたなんて。
それだけで嬉しいよ。
「ほらっ、そんなに泣くなって」
「だって、瀬音くん……ボク……」
今までのは夢だった。
確かに、今考えると、少し無理やりな展開だった。
瀬音くんがボクのことを知らないなんて、今考えるとこわい。
でも……
ボクはなんと裸だった?
いや、よくみると水着だ。
かろうじてパンツ一枚穿いている。
すると、ようやく、記憶が呼び起こされていく。
水着
水泳
大会
記録会……
そうだ、水泳の記録会っ!
ボクは
「ゴール、できたの?」
「あぁ、よくやったな」
瀬音くんがボクの頭をポンポンする。
ボクは、嬉しくて涙が出る。
「おらっ、泣くなって、そんなに嬉しいか」
嬉しいよ。
もちろんゴールできたのも嬉しい。
だけど
なにより嬉しいのは、瀬音くんに会えたこと。
そしてさっきまでのは夢だったこと。
つまり
今までのはすべて妄想だった……
というのが、夢だったんだ。
頭が混乱するけど
よかった。
瀬音くんがボクのことを知っていて。
そして、再会できたなんて。
それだけで嬉しいよ。
「ほらっ、そんなに泣くなって」
「だって、瀬音くん……ボク……」
今までのは夢だった。
確かに、今考えると、少し無理やりな展開だった。
瀬音くんがボクのことを知らないなんて、今考えるとこわい。
でも……