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瀬音とボクとよしみくん
第33章 マリアの約束
「なんの夢を見てたんだ?」
瀬音くんがさらに迫り、キスする寸前の距離。
「有貴の夢を見てたんじゃないのか?」
「え?」
なんで、それを……
「ユウキってつぶやいてたぞ」
「え、違うよ、違うって」
ボクは慌てて否定する。
有貴くんとの今までのやりとりが、頭をめぐる。
有貴くんと、あんなことや、こんなこと。
言えないよ。
「ちがうよ、たしかに有貴くんもいたけど、そのあと瀬音くんの夢を見てたんだよ、瀬音くんと……」
「本当か。たくっ、嫌な奴の名前だすなよな」
「そんな、嫌な奴って、有貴くんっていい人だよ。水泳も教えてくれたし」
手取り足取り。
「いや、そもそもユウキって名前がヤなんだ、親父の名前もユウキだからな。まったく」
「そうなんだ?」
「で、どんな夢を見てたんだ」
「え」
瀬音くんの、そして有貴くんとの夢を思い出す。
「ほらっ、どんな夢なんだ。言ってみろ」
まさか、言えるわけない。
おちんちんが熱くなる。
オシッコが出ちゃうよ。
「なんか、あえいでいたぞ」
えっ?
まさか……
恐る恐る水着ごしにさわってみると、ボクのあそこはじんわりと濡れている。
嘘……
瀬音くんがさらに迫り、キスする寸前の距離。
「有貴の夢を見てたんじゃないのか?」
「え?」
なんで、それを……
「ユウキってつぶやいてたぞ」
「え、違うよ、違うって」
ボクは慌てて否定する。
有貴くんとの今までのやりとりが、頭をめぐる。
有貴くんと、あんなことや、こんなこと。
言えないよ。
「ちがうよ、たしかに有貴くんもいたけど、そのあと瀬音くんの夢を見てたんだよ、瀬音くんと……」
「本当か。たくっ、嫌な奴の名前だすなよな」
「そんな、嫌な奴って、有貴くんっていい人だよ。水泳も教えてくれたし」
手取り足取り。
「いや、そもそもユウキって名前がヤなんだ、親父の名前もユウキだからな。まったく」
「そうなんだ?」
「で、どんな夢を見てたんだ」
「え」
瀬音くんの、そして有貴くんとの夢を思い出す。
「ほらっ、どんな夢なんだ。言ってみろ」
まさか、言えるわけない。
おちんちんが熱くなる。
オシッコが出ちゃうよ。
「なんか、あえいでいたぞ」
えっ?
まさか……
恐る恐る水着ごしにさわってみると、ボクのあそこはじんわりと濡れている。
嘘……