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瀬音とボクとよしみくん
第5章 初恋のヨシミちゃん▽
はっと、して、目が覚める。
今のは、夢?
まさかの夢オチ??
良実くんにどことなく似ている女の子、ヨシミちゃんが、ボクに裸を、何故か、いきなり、見せてくれて。
そして、ヨシミちゃんはまさか、ボクのオシッコを飲んでしまう。
ボクは、そんなあり得ない光景の、夢をみた。
だけど……
夢じゃない。
確かに、ヨシミちゃんとエッチなことをした。
帰り際、転校するからと、頭に着けていた赤いリボンをボクにくれた。
今も、確かに、机の引き出しの中に……ホラっ、あった。
ヨシミちゃんに会ったのは間違いないはず。
だけど、すべてが現実?
なのだろうか。
ヨシミちゃんが、いきなり裸を見せてくれるなんて、そのあり得ない現実はまさに夢のようで、事実、その時の出来事をあれから何度も夢に見る。
寝ながら、オシッコも出した。
これが、ボクにとってはじめての『ムセイ』だった。
どこまで、本当だったんだろう。
確かに、おちんちんはなかったから、良実くんではない。
でも、本当に良実くんではなかったのかな……?
今度、良実くんに会った時、どんな顔であえばいいんだろう。
瀬音くんにだって、女の子とエッチなことをしただなんて、言えないし、気まずい。
だけど……
良実くんは、ヨシミちゃんと同じく、すぐに転校してしまった。
あっという間に。
別れの挨拶もせずに。
そうなると、ヨシミちゃんとの出来事が本当だったのか……さらに不安になってくる。
そんな偶然ありえない。
良実くんが転校したのことを、ボクが妄想で勝手に夢で書き換えたのだろうか?
……ヨシミちゃんの、あそこを思い出す。
つるんとした肌。
すると、また、おちんちんが……